滋賀医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座

甲状腺・頭頸部腫瘍

甲状腺・頭頸部腫瘍外来


担当:大脇成広、神前英明、新井宏幸
曜日:木曜(午前)

甲状腺・頸部エコーは駒田桂子先生に担当していただきながら、診療を行っています。頭頸部悪性腫瘍として、口腔癌、上・中・下咽頭癌、喉頭癌、上顎癌、甲状腺癌、耳下腺癌、頸部食道癌などを対象に、手術治療の他、化学療法や放射線治療などを行っています。再建手術については、2022年からは当院に赴任された荒田順病院教授に血管吻合等をご担当頂き、遊離空腸の採取については、当院消化器外科にご協力いただいています。近年増加している早期の咽頭癌に対しては、Transoral Videolaryngoscopic Surgery(TOVS)やEndoscopic Laryngo – Pharyngeal Surgery (ELPS)を行っています。

薬物療法では免疫チェックポイント阻害薬の治療例が増加し、一部の著効例では大きな副反応なく長期間癌が制御できる場合があり、再発頭頸部癌治療の大きな柱となっています。希少癌に対しては、2019年6月より保険適応となったオンコパネルを行い、癌細胞の遺伝子変異を解析して、有効な治療薬を検索する取り組みを行っています。

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