滋賀医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座

慢性中耳炎

慢性中耳炎外来


担当:清水猛史、松本晃治
曜日:水曜(午前)

新患患者の治療方針の決定と術後患者の経過観察を行っています。手術は、慢性中耳炎や真珠腫性中耳炎、中耳奇形などに対する鼓室形成術・鼓膜形成術、外リンパ漏に対する内耳窓閉鎖術、耳硬化症に対するアブミ骨手術、外耳道癌に対する外側側頭骨切除術などです。近年は、慢性中耳炎の手術症例が減り、鼓室形成術の約70%が真珠腫性中耳炎症例です。術後耳に対する聴力改善や耳漏停止目的の手術、頭蓋底や内耳を破壊して進展している真珠腫や再形成性真珠腫の手術、MRSAなど耐性菌感染耳の手術、唯一耳や良聴耳の手術など、困難症例に対しても手術適応を慎重に判断したうえで、積極的に手術を行い、良好な術後成績を得ています。過去のオープン法術後症例や外耳道真珠腫などに対しては、局所処置で保存的に経過観察しています。

PAGE TOP