こんにちは、滋賀医科大学・耳鼻咽喉科の須藤智之です。僕は、卒後8年目で現在大学病院で助教として働いています。今月(2024年2月)に全国学会に参加したので、その思い出をふりかえりたいと思います。今回参加した学会は、日本頭頸部外科学会で場所は、温泉街である愛媛県の道後でありました。学会発表が目的ですが、空いている時間は、気になる講演を聞いたり、温泉に入ったり、一緒に参加している先生方と食事をたべたりと、ゆっくり時間を過ごせました。今回私は頭頸部癌に対しての粒子線治療の検討という題目で発表しました。粒子線という一般的には馴染みのない言葉だと思いますが、現在適応が拡大されている治療方法です。毎回学会などに参加して思うのが、自分が準備した質問対策のすこし斜め上の質問が飛んでくることが多く、今回もすこしヒヤッとしました。
みなさんも今後学会に参加し、発表していくことになりますが、緊張するのは、発表の前のみで他は、旅行みたいな感覚で過ごせますので、どんどん学会に参加してください。
須藤智之