2023年12月のコラム担当の仲吉博紀(なかよし ひろのり)と申します。簡単な自己紹介から始めさせていただきますが、琉球大学から研究を学ぶために2023年7月より滋賀医科大学へ赴任いたしました。研究の「け」の字もわからないまま宙に浮いたような気持ちで赴任いたしましたが、医局員の皆様のおかげで何とか研究に励んでおります。
さて、2023年12月は年末一大イベント、研究発表会が琵琶湖ホテルで行われました。1年間の研究内容を、清水教授を筆頭とした医局員の前でプレゼンテーションする場です。琉球大学でもそうでしたが、研究発表会には独特な緊張感があり、特に私を含めた若手の先生方は日が近づくにつれて、そわそわした雰囲気でした。私は「舌下免疫療法における治療効果に対する予測マーカーの検討」と題して発表させていただきました。
幸い?にも発表順は2番手であり早々に緊張感から解き放たれ、他医局員の研究内容を地に足をつけて拝聴できました。大変興味深い発表ばかりであり、アレルギー研究の第一線である滋賀医科大学にいるのだ、と改めて認識しました。1年の締めくくりと同時に来年の研究へむけてのモチベーションになる有意義な会になったと振り返ります。
研究発表会の後は懇親会があり、美味しい食事でおなかがふくれ、その日はぐっすり眠りました。
寒い日が続き、暖かい沖縄県を思い出して少し恋しくなりますが、まだまだ滋賀県で頑張っていきます。
仲吉博紀