滋賀医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座

2023年5月17日から20日にかけて第124回日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会総会・学術講演会が、福岡国際会議場および福岡サンパレスで開催されました。

われわれにとって最大のイベントは、清水猛史教授の臨床講演でした。宿題報告と並び、臨床講演は本学会のハイライトなので、多くの医局員が福岡に足を運びました。学会会場で清水教授の臨床講演を拝聴し、われわれにとっても感無量な出来事でした。

臨床講演とセットで作成されたモノグラフは、清水教授の研究者としての集大成と言っても過言ではない書籍となりました。1年以上前から準備を始められ、各医局員も分担して原稿を執筆しました。序章と第1章では清水教授の留学時代と三重大学時代の研究について記載され、第2章以降は滋賀医科大学に移られてからの研究の柱、「好酸球性鼻副鼻腔炎」「アレルギー性鼻炎」「舌下免疫療法」「嗅覚味覚障害」「COVID-19」などについて記載されています。ご興味のある方は、本HPの研究>基礎研究 の項目にモノグラフのPDFファイルがあるのでご参照ください。

COVID-19が5類感染症に移行されたこともあり、みんなで博多水たきの会食を頂きました。その際、医局員からの臨床講演記念として、名入れのBaccaratエクラ タンブラーペアグラスを教授にお渡ししました(福岡では目録のみ)。清水先生からは医局員への感謝の言葉を頂き、また個人的にも名誉な報告も受けました。毎年参加している日耳鼻総会ですが、今年は大変思い出深いものとなりました。

また、他大学の同期(平成15年卒)で繋がる「いちごの会」も福井大学の意元先生主催で開催され、こちらも大変楽しい会となりました。

戸嶋一郎

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